今日は、小学校、中学校、高校の合唱部についてです。
自分は小学校の合唱部にほんの少しだけ所属し、小学校の合唱部は副顧問として3年間関わりました。
学校の合唱部が目指すのは、コンクール上位入賞です。
そこら辺は運動部的です。
しかし、その先が大切というか、音楽部には運動部ではなかなか味わえない領域の感動があります。
「この学校の合唱部はよくがんばっていて、ハイレベルだ」と認知されてくると、「お座敷」とか、他校との交流事業が始まります。
「お座敷」とは、地域や会社の行事などに出演依頼がくることです。
また、国内でも遠く離れて交流がある市町村や、海外の姉妹都市との交流演奏会があることもあります。
合唱で心が通じ合う喜びを味わうともうやめられません。
指導者側は、プライベートな時間と金のかかることではありますが、そういうことを度外視して見ると、こちらはまた、大きな教育効果があります。
ここまででは、「合唱は大きな感動がある。しかし、金と時間がかかる」という結論でしょう。
この先、「合唱と金」についても触れていきたいと思います。
私も中学校の頃、合唱コンクール大好きでした!
私のクラスは担任が音楽の先生だったので、
学級会とか、ホームルームとか出来る限りの時間を合唱の練習にまわしてくれました。当時は、今みたいに『一生懸命=恰好悪い』というような風潮もあんまりなかったから、「ちょっと、男子も一生懸命やってよ~」かなんか言いながら、楽しんで練習していました。練習を重ねるうちに少しずつ息があってきて、そうするとみんな自然と優勝を狙うわけです。同じ目的に向かってみんなで進むには合唱コンクールとか体育祭ってとても良い行事だと思います。やり終えたあとに、クラスがひとつになる感じ、今でも覚えています。
ただ残念なのは、合唱コンクールがいつも2学期の終わりにあったので、せっかくクラスがイイ感じになっても、そのあと少しで進級&クラス替えなんですよね・・・。でも今でも良い思いでとして残ってます。ちなみに、私たちが歌ったのは『ポプラの木』『流浪の民』『カリブの夢』『親知らず子知らず』でした。
今の職場では、合唱コンクールが6月にあり、学級作りにはとてもいい時期にあります。一昨年からこの時期になったそうですが、おおむね好評です。
今は、体育祭と文化祭に向けて、応援合戦や学級企画に燃えています。
まあ、朝練に遅刻してくるくせに、でかい顔する子とかがいて、悩みの種でしたが、そういうのも含めて、同じ目標を目指して、お互いが許しあい、認め合っていくことが大切なのではないかなあと思います。
『ポプラの木』『流浪の民』『親知らず子知らず』は3年生の自由曲候補。『カリブの夢』は1年生の候補曲でした。
『ポプラの木』『親知らず子知らず』はなかなかテーマが渋いですよね。うちのクラスは『春に』でした。この曲は歌い込みがしやすいです。ほかのクラスは『未来』『ひとつの朝』など定番曲でした。
最近気に入っているのは『COSMOS』です。生徒たちがとても気に入っていて、詩がいいです。http://homepage1.nifty.com/mrjsroom/midi/words/cosmos.htm
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